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オミクロン株の流行について

現在の新型コロナについて考えてみました。オミクロン株は、経過も予後もほとんど普通の風邪と見分けがつきませんので、いわゆる普通感冒と考えてもよいと皆(医療者も市民も)が思っています。しかしながらどこに潜んでいたのか(10月~12月の新型コロナ患者はほとんどがデルタ株だったわけですが)年末年始の会食と人の移動で一気にオミクロン株だけでなくデルタ株もある程度の比率で急増したと考えられます。幸いワクチンのおかげで、デルタ株罹患の方も重症化は避けられています。

皆さんは、「感冒」という言葉はなじみがありますか?風邪、あるいは風邪症状の方がなじみがありますでしょうか?インフルエンザの迅速検査が登場するまでは、実は「感冒」「感冒症状」、冬に爆発的に流行し肺炎や脳炎を引き起こす風邪のことを「流行性感冒」(いわゆるインフルエンザなど)と言っていました。我々医療関係者は略して「流感(りゅうかん)」と言っていました。まさにオミクロン株以前の流行株は流行性感冒なのに対し、オミクロン株は普通感冒と言ってもよいかもしれませんね。(小児科外来における発熱患者さんの原因と診断名の今昔を図にしたものをお示しします)重症化しやすく冬に流行する感冒は流行性感冒で、まさに2類相当の流行性感冒でしたが、ほとんど重症化しにくいオミクロン株は「2類相当の感冒」と表現することができます。軽症ですが、時に重傷者がでるかもしれません、また高齢者や基礎疾患の方が重症化しやすいかもしれません。幸い国がその診療にお金を出してくれるので、新薬も無料で内服が可能になっています。

今後新型コロナウイルスはオミクロン株に完全に置き換わるのか、置き換わってもまた新たな変異がおき重症化することはないのか、誰にもわからないのが悩みの種です。そこが2類相当を5類相当にするタイミングの難しさなのではないでしょうか。今回のトンガの火山爆発による津波警報の発令が遅くなると批判されるように、結果が悪かったら批判されるのは誰でもいやなものです。車も、人も歩いていない交差点で、信号を守るかどうかを悩むのはまじめな日本人ならではでしょう。でもそれが感染爆発を防いできた大きな要因だったと思っています。2類相当の感冒と流行性感冒のソフトランディングが待たれます。

クリニックの感染対策は大丈夫なの?とのご質問がありますが、今まで一生懸命感染対策をしながら皆様と一緒にやってきました。幸い院内感染は起きずに2年間が過ぎました。これからも同じ願いで診療をしていきますので、ぜひご協力とご支援をどうぞよろしくお願い致します。

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