新型コロナ感染増で「学級閉鎖」相次ぐ 薬局では「せき止め薬」の在庫が…注文しても欠品(日テレNEWS) – Yahoo!ニュース
昨日日本テレビの取材を受けました。取材にご協力いただきましたご家族の方ありがとうございました。現在お子さんの発熱の3割がコロナ、1割がインフルエンザであること、9月の新学期をそれらによる学級閉鎖などが起きることが懸念されることを伝えていただきました。
新型コロナウイルス・オミクロン株が昨年来流行しています。抗ウイルス薬の投与できない11歳以下のお子さんが昨年だけで53人亡くなっているのですが、あまり知られていません。脳症の後遺症で寝たきりになられたり、熱性けいれんが長引いたり、心筋炎で長期入院になったりと現在のコロナウイルスは「普通の風邪」ではありません。欧米はパンデミックの最初の2年間に8割以上の方がかかり、多くの方の犠牲を払った後に感染対策を緩めましたが、日本は慎重に感染対策を継続し、その間にワクチン接種を続けた結果、世界でもコロナによる死亡率が低い国になりました。ソフトランディングするためにはもうしばらくメリハリのついた感染対策が必要です。
成人はワクチン接種率が高く、抗ウイルス薬もありますので、罹っても軽症ですみ、5日間の自宅療養後10日目までは外出時にはマスクを着用することで感染拡大を防ぐことが可能です。
一方、マスク着用が充分できない子どもの場合は、罹ったら充分に療養期間を設けることが大切です。感染症の分類が2類から5類になりましたが、オミクロン株の性質は変わったわけではありません。従来7日間の療養期間であったことを考えるとワクチン接種率の低い(5歳未満4%、12歳未満30%台)子どもたち、とくに未就学児の療養期間は慎重に判断する必要があると考えています。




