新型インフルエンザのデルタ株の感染力は、やはり今までと異なり強いようです。月に1~2名の感染者だったのですが、今月に入り15名の陽性者が出ています(濃厚接種者を含む)。当院では、病児保育室の利用の際には新型コロナウイルス抗原検査を積極的に行ってきましたが、その有用性が確認されましたので、PCR検査だけではなく抗原定性検査についてもスクリーニングのためにこれからも利用していきたいと考えています。新学期を迎え、集団生活に不安を感じる保護者の皆様も多いと思います。保護者の方のワクチン接種はお済でしょうか?目新しい感染対策はありません、手洗い、マスク(不織布)、密を避けることが基本です。昨年の第1波の時は、帰宅後すぐにシャワーを浴びた方もいらっしゃたのではないでしょうか。そこまではする必要はありませんが、そのくらいの意識をもって生活したことを思い出してください。
メディアの取材を受けた内容2点。参考になる情報2点をご紹介させていただきます。
10代以下子供の感染急増…再び一斉休校は?どうなる新学期(日本テレビ系(NNN)) – Yahoo!ニュース
子どものコロナ感染急増 小児科医「学校で感染前提に対策を」 | 新型コロナウイルス | NHKニュース
デルタ株で子供の感染者に“変化” 専門家「熱が出る子供増えてきた」接種も感染も不安…子供の心のケアを(富山テレビ) – Yahoo!ニュース
新型コロナウイルスに感染したお子さんが「自宅療養」される際のポイント | 国立成育医療研究センター (ncchd.go.jp)